MacにVMでLinuxをいれてみる

mavenのいろいろな使い方を試そうと思ったんだがリリースとかデプロイとかリポジトリとかいろいろ試すのにやっぱVMあったほうがいいよね、ということで。

http://d.hatena.ne.jp/wadap/20080629/1214703866
このへん参考に。

なにはともあれダウンロード

WindowsのVMwarePlayerとかは無償だった気がするがMacのVMwareFusionはそうじゃないっぽい。
ただ他のやつも調べてみたがやっぱVMがいいらしい。
とりあえずトライアルで使ってみよう。
https://www.vmware.com/jp/tryvmware/?p=vmware-fusion31&lp=1

なんかダウンロードマネージャが動かなかったので手動でダウンロードした。
ちなみにサポートレスライセンスだと\5,980っぽい。思ったより安い。
http://www.act2.com/products/fusion3.html

VMwareのインストール

落としてきたdmgをクリック。

VMware Fusionのインストールをクリック。
あとはぽちぽち選択してけばいい。シリアル番号はダウンロード画面に表示されてたはず。

ディストリビューションのダウンロード

は・・・なんでもいいんだけどまぁ無難にCentOSにしておこうかな。
http://www.glidenote.com/archives/185#more-185
ここでCentOSのインストールやってたので参考に。

5だとhttp://mirror.centos.org/centos/5/isos/にある。
手元のMac一応64bitなのでx86_64選ぶ。

ミラーサイト適当に選んだら、
CentOS-5.5-x86_64-bin-1of8.iso
をまずは落とす。
時間かかるので2of8を落としつつ・・・

仮想マシンCentOSをいれる

VM立ち上げるとこんな画面になるので

Windowsまたは別のオペレーティングシステムを新しい仮想マシンにインストールします。

ディスクは使用せず続行。
するとオペレーションシステムのインストールディスクイメージファイルを使用ってのが出てくるのでさっき落としたISOを選択。

簡易インストールってのがあるんだがどう料理されるかわからんのでチェック外す。

設定のカスタマイズってのをして、ファイル名はとりあえずcentos01とかにしておく。適当だな。

なんかウィンドウがでてきてメニューがいろいろあるのでディスクサイズを20Gから8Gとかにする。20はいらんでしょ。
めんどくさくなってきたので細かいことは後でまた考える事にして、設定のウィンドウ消してスタートアップを押す。

    1. Media Test > skip
    2. 言語は・・・日本語にしてみようか。
    3. キーボード日本語だし。
    4. パーティション・・は初期化しないとね。レイアウトはデフォで。
    5. NW設定もとりあえずそのまま次へ。
    6. ロケーションはアジア/東京で。
    7. rootのパスワード設定。
    8. 追加タスクはGUI使う気がないのでチェック外す。


ぬぁっ、結構ディスクいるな・・・
全部削るかまよったけどまあいいや。続行。

ディスクひとつ終わるごとに、VMのメニューから
仮想マシン>CD/DVD>ディスクイメージの選択>ディスクの接続ってやってディスクをいれかえる。
全部完了したら再起動。


おおー
とりあえずこの時点でのスナップショットを保存しておく。

VMware toolsをいれる

なんかいれといたほうがいいらしい。
rootでログインした状態で、
VMのメニューから、仮想マシン>VMware toolsのインストール>ダウンロード>インストール

[root@localhost ~]# mount /dev/cdrom /media

mountできたら適当なとこにコピーしてインストール。

[root@localhost ~]# cp /media/VMwareTools-8.4.5-332101.tar.gz /usr/local/src/
[root@localhost ~]# cd /usr/local/src/
[root@localhost src]# tar -xvzf VMwareTools-8.4.5-332101.tar.gz
[root@localhost src]# ./vmware-tools-distrib/vmware-install.pl

pathとかいろいろ聞かれるが、デフォルトが[/usr/bin]みたいに表示されるのでそれをそのまま入力。

インストールが完了したら、手動で起動するかログオフするかしろっていわれるのでまぁログオフしてまた入る。

ホストのMacから入ってみよう

ここまできたら最低限のことはできてるので、試しにMacから入ってみよう。
この設定で入れるともうsshd動いてるはず。

[root@localhost ~]# ps aux|grep ssh
root      2933  0.0  0.2  62608  1204 ?        Ss   02:24   0:00 /usr/sbin/sshd
root      8322  0.0  0.1  61144   760 pts/0    R+   03:09   0:00 grep ssh

sshdが動いていたら、IPを確認してみる。

[root@localhost ~]# ifconfig |grep inet
          inet addr:192.168.1.1  Bcast:192.168.1.255  Mask:255.255.255.0

そしたらMacから

$ ssh root@192.168.1.1

で入れる。一応外に疎通できてるかも確認しておく。

ユーザーをつくる

wheelグループにも追加しておく。

[root@localhost ~]# /usr/sbin/useradd gulibow
[root@localhost ~]# passwd gulibow
[root@localhost ~]# /usr/sbin/usermod -G wheel gulibow

wheelグループしかrootになれないようにする

[root@localhost ~]# echo "SU_WHEEL_ONLY yes" >> /etc/login.defs 
[root@localhost ~]# vi /etc/pam.d/su
# Uncomment the following line to require a user to be in the "wheel" group.
auth           required        pam_wheel.so use_uid

※pam.d/suは該当行の#を削除

sshでrootログインできなくする

[root@localhost ~]# vi /etc/ssh/sshd_config 
#PermitRootLogin yes
↓
PermitRootLogin no
[root@localhost ~]# /etc/init.d/sshd restart

もう一度Macからsshでroot@で入ろうとすると弾かれていればOK。
あとさっき作ったユーザーでログインできて、rootになれることも確認。

yumアップデート

[root@localhost ~]# yum -y update

ホスト名も変更しておこう

ここまでやってきてあれだが。

[root@localhost ~]# vi /etc/hosts
centos01 を追記
127.0.0.1               localhost.localdomain localhost centos01

[root@localhost ~]# vi /etc/sysconfig/network
#HOSTNAME=localhost.localdomain
HOSTNAME=centos01

[root@localhost ~]# /etc/init.d/network restart

一旦ログアウトすれば反映されてる。
Mac側のhostsに追記すれば、

$ ssh gulibow@centos01

でいけるようになってる。

入れるとこまではひとまず完了。

細かい設定とかはさておき、お疲れさまでした。